なつめの画像

薬膳酒、なつめ酒の有効成分と効能

なつめの有効成分は、血中脂質を減らすサポニン、健康な赤血球や骨の形成に関係している葉酸、血液中で酸素を運ぶ鉄など。
貧血気味で疲れ気味の人におすすめです。

漢方生薬では、「たいそう」というなつめ。
中国には「毎日なつめを食べれば老いない」ということわざがあるほどの美容食品です。
食欲がない、体がだるいなど脾が弱っているときに、胃腸の働きを助けて消化器系を調えます。
体液の不足を補い、血行の乱れを調え、血を養うのでイライラやヒステリー、貧血や疲労にも効果的です。

飲み方はストレートかロック、シナモン酒を混ぜたカクテルなど。

コクと甘味のあるお酒ですが、口当たりはまろやかなので、シナモン酒やしょうが酒など、香りや風味の強い薬膳酒とブレンドすると味にメリハリがつきます。
どちらかというと、食後酒や寝酒向きのお酒です。

・薬膳酒、なつめ酒の作り方
材料:なつめ80g、25度のホワイトリカー720ml、レモン1個、砂糖50g

1.なつめ、砂糖の分量をそれぞれ量る。

2.なつめは手でちぎって細かくする。

3.皮をむいたレモンをスライスにする。

4.密閉ビンになつめとレモンスライス、砂糖を入れて、ホワイトリカーを静かに注ぐ、
1ヶ月以上冷暗所で熟成させた後、ろ過して細口ビンに移す。

熟成するほど琥珀色が濃くなり、まろやかな味に仕上がります。

薬膳酒、黒ごま酒の有効成分と効能

アルコールの分解を促して肝臓を守るセサミン、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸、ホルモンバランスを調えるビタミンEナドガ、体内の酸化・老化を防ぎます。
これらはアルコールに溶けやすいので、薬膳酒は効果的な摂取方法です。

中国では、「黒い食材は元気の元」と言われ、漢方生薬としても利用される黒ごま。
気を巡らせて、体内の余分な熱を冷まし、体液を増すので、胃腸などの内臓や皮膚を潤します。
腎の働きを助けるので、髪や肌の乾燥を防ぎ、精気を取り戻すことができるでしょう。
足腰の老化や精力減退を感じている人、気力がなく疲れやすい人にもおすすめです。

飲み方は、ストレートやお湯割り、ロック、ホットミルク割など。

食中酒には、ロックやお湯割がおすすめ。
食後酒や寝酒にする場合は、はちみつなどの甘味や牛乳を加えると、さらにおいしくいただけます。

・薬膳酒、黒ごま酒の作り方
材料:黒ごま80g、25度のホワイトリカー720ml

1.黒ごまの分量を量る。

2.黒ごまを煙が出るくらいまで乾煎りする。

3.密閉ビンに粗熱を取った黒ごまを入れて、ホワイトリカーを静かに注ぐ。
2週間以上冷暗所で熟成させた後、ろ過して細口ビンに移す。

新しい黒ごまを使うと香りのよいお酒に仕上がります。

薬膳酒、さんざし酒の有効成分と効能

さんざしに含まれる脂肪分解酵素は、消化促進作用があり、胃腸の働きを調えます。
また、フラボノイドには抗酸化作用があり、毛細血管や血管壁を強化するため、血行不良の改善にも効果が期待できます。

漢方生薬でもある「さんざし」は「肉食などによる消化不良を治す」と言われています。
脾の働きを助けるので、消化器系に作用して、お腹のはりや胃痛、食欲不振を改善します。
また、下痢の改善にも有効です。
さんざしは血の巡りをよくするので、血の流れが滞って老廃物がたまっている瘀血の人におすすめです。

飲み方は、消化器系に作用するのでやはり食前酒がもっとも効果的でしょう。
ごま油、醤油、酢などで中国風ドレッシングを作る時に、酢の量を半分にしてさんざし酒を加えてもいいでしょう。

・薬膳酒、さんざし酒の作り方
材料:さんざし(粉末)60g、25度のホワイトリカー720ml、レモン1個、砂糖50g。

1.さんざし、砂糖の分量をそれぞれ量る。

2.皮をむいたレモンをスタイスする

3.密閉ビンにさんざしとレモンスライス、砂糖を入れて、ホワイトリカーを静かに注ぐ。
一週間以上冷暗所で熟成させた後、ろ過して細口ビンに移す。

さんざしは刻みものを使うと濁りが出にくいですが、抽出に一ヶ月ほどかかります。