スポーツには年齢的なピークがあると思います。

もし、いつまでも成長し、衰えがないのならプロスポーツ選手は年寄りばかりになりますし、プロスポーツ選手が、30歳そこそこで引退したりしないでしょう。

この事からも、スポーツでの年齢的なピークは20代中頃だと思われますが、年齢的な能力の衰えはまず反射神経の衰えから始まるため、反射神経の必要性が高いスポーツほどピークの年齢は低いと言えるでしょう

最も反射神経の必要性が高いスポーツは陸上の短距離走だと思われます。
特に100m走は、スタートとどれだけ速く進めるかという反射神経依存の二つが非常に大事であまりテクニックや経験に依存するところがありません。

スタートは経験も関係してくるかもしれませんが、音が鳴ってからスタートする速さというのはやはり反射神経に依存するところが大きいと思います。

そこで、陸上の短距離走の年齢的なピークは20代前半になるかと思います。

反射神経が最も高くなるのは理論上20歳だと思いますが、総合的なキャパシティは20歳が最高でも、実際、20歳ですべてをピークに出来る人はまずいないので、やはり20歳くらいであれば、努力しだいでまだ伸びると思います。

他のスポーツ、特にバスケットボールやサッカーのような瞬発力も大事だけど、テクニックやチームワークの大事なスポーツは、陸上と比べ、年齢的なピークは遅く、30歳を過ぎても現役で活躍する選手も多くいます。

ただ、30歳を過ぎると、瞬発力の次に衰えてくる「持久力の低下」がやってきます。
筋肉は衰えなくても、肺活量が衰えてくるため、どうしても体力が低下するのです。

そうなると、いくらテクニックでは若いやつに負けない、と意気込んでも体がついていかない、という状態になってきます。

そこで体力の依存が高いバスケットボールやサッカーは野球に比べて早くに年齢的なピークがくると思われます。
野球は走る事も多いですが、長時間続けて走ることはないので、体力の依存が他のスポーツと比べ低いと思われます。

また、野球はチームワークよりも個人の成績が評価されますから、年齢に関係なく成績さえよければ続けていけるスポーツだといえます。
とはいえ、投手は年齢がいくと全力で投げられる回数が減ってきますし、バッターは瞬発力が衰えると速球を打てなくなるので、やはり年齢による成績ダウンはあるでしょう。
ピークは20代後半から30代中頃だと思われます。

バスケットボールやサッカーは体力的な影響が強く、ピークは30歳までだと思いますが、チームワークが大事な部分も多く、司令塔として活躍できる人望のある有名選手は歳をとってからも引退せずに活躍しているイメージもあります。

ただバスケットボールはサッカーと比べ、コートがせまい事もあってより動き続けないといけないため体力の低下によるパフォーマンスの低下も早いと考えられます。

あと、年齢的なピークが早くにきやすいのが格闘技です。
プロレスのようにガチ(真剣試合もあるとは思いますが)でないものはともかく、ボクシングやK-1のような激しい打ち合いのものは身体的なダメージも蓄積されるため、若くから始めても10年ほどしか続けられないそうです。

また、ボクシングはプロ試験が30歳までと決められていますし、試合間隔とファイトマネーの関係から相当勝ちこまないと食べていけない、という問題もあるため、長く続ける人も少ないようです。

年齢的なピークはともかく、歳をとっても続けている人の多いスポーツはゴルフです。
瞬発力と筋力の衰える年齢になると飛距離は落ちるとはいえ、それよりも正確性や技術のほうが大事なため、歳をとってからも活躍する人が多いスポーツです。

ちなみに、個人差があるとはいえ、白内障は40歳ごろから誰でも徐々に進んでいくため、40歳を過ぎると視力低下という問題も出てきます。

徐々に視力低下していくため、気づかずにパフォーマンスに影響が出ている、という人も結構いそうですね。

それに対して、筋肉の肥大自体は30歳を過ぎてからもできる人が多いようです。
ボディビルダーなどは30歳以上でもかなりの人がいますし、栄養とトレーニングしだいでは筋肉は50歳くらいまでピークを保てるのかもしれません。