女性なら生理がうつる、という話を体験していなくても聞いた事がある人は多いでしょう。
その理由ですが、迷信でも気持ちの問題でもなく、きちんとした原因があるようです。

それは生理をうつすフェロモン、と言われるものが理由で、なんでも、卵胞期と排卵期の女性のワキから出るアポクリン腺のフェロモンをかぐと、ほかの女性の月経周期に影響を及ぼすというのです。

このような説は定期的に更新され、生理はうつるだのうつらないだの言われて結局どっちかわからなくなってくるのですが、ワキから出るフェロモンが影響するとしたら、普通に過ごしている分には生理がうつるという事はなく、極めて近くで生活する、親友同士の距離間であれば生理がうつるという事がありえるのではないかとも思われます。

ちなみに「長く同じ時間を一緒に過ごすルームメイトやクラスメイト同士の生理周期が同調しやすい理由がわかりました。」という研究データもあるようなので、近さだけでなく一緒に過ごす時間もある程度長くないと意味がないのかもしれません。

生理は意図的に早められる?

病院へ行けば女性ホルモン剤の投与で、生理を早める事ができるそうです。
なぜ生理を早める必要があるかというと、旅行などの行事に生理がかぶりそうな場合、意図的に早めてスケジュールを整えるためです。

もし、女性のわきから出るフェロモンで生理がうつるのなら、病院へ行かなくてももしかしたら女性ホルモン剤の投与と同じような効果が得られる可能性があるのかも。

激しい運動は生理周期に影響を与える

生理がうつる、という現象を考える上では、他人と近くにいる以外にも生理周期に影響を与える要因を考えなければいけません。

激しい運動というのはホルモンへの影響が考えられるため、生理周期にも影響があるとされています。
逆にそこまで激しくない運動は影響があまりないともされています。

英オックスフォード大学の調査

生理のシンクロ現象は都市伝説で科学的根拠はない、との事ですが、前述したように影響がある可能性も十分あると思います。

そもそも寮内の親友とシンクロして他人とはシンクロしない、など人によって違う、などはフェロモンが原因だとすれば親友で距離が近いほど影響が大きく、人によって違うのはいろんな人と接すればいろんな人の影響を受けるのは当然で、同居していても人によってはフェロモンの影響を受けるほど近くで生活する時間は人それぞれで、同一条件で調査しない限りわからないのではないかと思いますが、普通に生活している分にはほぼ影響がないと考えてもいいのでしょうか。

ただ、女性が複数人近くで生活した場合、ある程度の人数でのルームシェアなどでは、フェロモンの影響もそれだけ多くなるのではないとされ、実際に月経がある程度同調するようです。
これは女性の多い職場でも見られるそうですね。

生理はなぜうつるのか

生理がうつるメカニズムがあるとしてもなぜそのようになっているのかというと、これも結構納得するような理由があり、動物的にメスの集団が集まると、その中でオスのアプローチを一人だけ逃すことのないように生理の同調が起こる、という事だそうです。

生理がうつる、は男性にも?

男性には生理がないので「うつる」というのとは少し違うとおもいますが、「週に3日ほど男性と添い寝すると、男性のフェロモンが女性ホルモンに影響し、生理周期が安定するという研究結果もある」との事で、女性のフェロモンも女性の生理に影響を与えますが、男性のフェロモンも生理に影響があると言えるようです。