生理中の性行為のリスクとは

生理中は妊娠しないから避妊なしで性行為できていい、という話をたまに聞きますが、生理中の性行為は感染のリスクが上がったり、生理痛の原因になったりします。
血液が接触しますので、感染症(HIVや肝炎、梅毒など)を完全に防ぐことができるという保証はありません。

それに、月経血の中には雑菌が多数含まれていて、流れ出ようとしている月経血を押し戻してしまうことによって、大腸菌や連鎖球菌などの雑菌による感染を起こすことも考えられます。

また、血液の接触だけでなく、月経中は膣内が傷つきやすく、免疫力が落ちた状態になり、感染に対する抵抗力が弱まります。

さらに、そういったリスクがあるにも関わらず、妊娠をする可能性もあるのです。

なぜなら、精子は一週間生きていることがあるため、その時妊娠しなくてもその後に妊娠してしまう可能性があるのです。

女性の体の生理周期は、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4周期で成り立っています。
もっとも妊娠しやすいのは、排卵期にある排卵日の前後数日です。

排卵は月経開始日から14日前後に起こることが多いのですが、これはあくまで一般的な目安です。
何らかの要因で月経が長引いたりすると、月経期と排卵期の間が短くなったり、人によっては月経期と排卵日が重なることもあります。
月経中の性交なら妊娠しないという保証はないのです。





この事から生理であろうがなかろうが、セックスをすればいつでも妊娠する可能性はあります。

ただし排卵の最中に性行為を行えば、妊娠の可能性が高くなりますが、生理中の性行為で妊娠する可能性は、生理周期がかなり短い人でない限りは非常に低いです。

ただ、感染のリスクを避けるためにも生理中の性行為は妊娠を希望している場合以外、避妊具をつけてやる方がいいでしょう。

また、男性の中には「生理中」というと「じゃあ妊娠しないから避妊なしでできるね」と思う人が少なからずいるためはっきりと言っておかないと後で泣く事になるのは女性です。

また、避妊具をつけたとしても性行為によって子宮が収縮し、生理痛が増す人もいるため、無理はしないようにしましょう。

妊娠中の性行為のリスクとは

妊娠中の性行為はさらに注意が必要です。
妊娠中の感染症は胎児へ悪影響を与える可能性があるためです。

そのため、性感染症のリスクがある性行為は避けるべきです。





また、避妊をしても性感染症のリスクはありますし、激しい運動自体が胎児へ悪影響になるため、十分に注意をしなければいけません。

生理中は性行為がしたくなる?

女性は月経中に必ず性欲が強くなるというわけではなく、月経痛や出血の煩わしさのために性欲どころではないという方もおられます。

逆に生理中に性行為をしたくなるという女性がいるの事実です。
これはホルモンバランス的には理解できる欲求の1つでが、もしどうしてもという場合は、出血の多い時期を避け、必ず避妊具をつけるようにしましょう。

妊娠中は性行為がしたくなる?

妊娠初期はつわりなどの症状により性欲が減退する傾向にあります。
妊娠中期に入ってそういった症状が落ち着いてくると、性欲が高まる女性もいます
。妊娠後期になると、お腹が大きくなり、今度は間近に迫った出産への不安などから再び性欲が減退するようです。

妊娠中の性行為のリスクとは

妊娠中に性行為をしてはいけないという事はないですが、妊娠中は激しい運動をすると赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるため、やはり気を使わないといけません。

また、感染症は流産の危険性があるため、予防のためにも性行為の前にはお風呂やシャワーを浴びて清潔にしないといけません。