雑貨店の画像

雑貨店のショップオーナーには商品についての知識に加え、提案力や経営力など、さまざまな素質が必要です。
だからこそ、いろいろな経験や個性を生かせる仕事だともいえるでしょう。

提案をし、アイデアを実現できる人

雑貨店のオーナーをめざしている人は、ショップや百貨店などの勤務経験者が多いかもしれませんが、単にそういった経験があるからといってショップオーナーに向いているとはいえません。

どんな会社でも、働きながら「こうしたほうがいいのではないか」といった提案をしたことがある人は、お店や商品を経営者の目線で見ることができています。
いろいろなアイデアや提案をしたり、それを実現してきたタイプの人は雑貨店のオーナーに向いているといえるでしょう。

逆に、雑貨店のショップ勤務経験がなくても、他業種で同じような考え方ができている人は、適正があるといえます。

客観的な視点がもてる人

雑貨が好きでセンスがあることは、雑貨店のオーナーとして必須条件ですが、自分が好きで魅力的だと思うアイテムが「商品として売れるかどうか」という判断について、市場や時流と向き合う客観的な視点も必要です。

雑貨にいくら詳しくても、世の中に求められる商品がわからなくては、売上げには反映されません。
お店のターゲット層、流行、時代背景など、さまざまな要因がからんだ売れる商品を見極めるには、一般的な価値観を理解する社会経験も不可欠になってきます。

常識に基づく冷静な判断力は、ショップ勤務経験だけでなく、営業などの他業種の経験を通しても培うことができます。

例えば、家計を切り盛りする主婦の経験も、常識や経験センスを培う機会になります。
前職がどのような業種でも、意識の持ち方次第で、経験を生かせるはずです。

得意分野を持っている人

雑貨に関連しなくても、自分の趣味や過去に関わった仕事などで、好きなことや特異な分野があれば、そこから世界を広げ、深く掘り下げていくことで、オーナーのこだわりと知識が評価される特別なお店として、人気を集めていける可能性があります。
たとえばダイビングが趣味なら、海に関連する情報を集めて、海好きな人が集うお店にするなど、好きなジャンルであれば、ほかにはない特徴の出し方について、いくらでもアイデアが浮かぶことでしょう。

好きなことをさらにもう一歩突き詰めて、関連することで新しいテーマを開拓し、得意分野を広げていくという戦略も考えられます。

友人知人など周囲の協力が得られる人

雑貨店をオープンするには、家族をはじめ、近隣の人々や内装工事の職人さんまで、たくさんの人の協力が必要です。
お店がオープンしてからも、仕入れのための商談、お客様への接客など、オーナーはつねに人と関わり、さまざまな会話をはじめ交渉や相談をしながらお店を運営していくことになります。
ですから、人と話すことが好きでなければやっていけません。
さらに、お店を運営していれば、いろいろな場面で自分から周囲に声をかけて、協力を得ていくことも求められます。
人柄が魅力的で、友人知人が多く、各方面に人脈をもっている人は、そのような環境を自然に整えていくことができるでしょう。

自分のやり方に自信がもてる人

雑貨店は規模も業態もさまざまで、立地条件などにより適した経営手法も変わってきます。
先輩オーナーに話を聞いたり、学校に通って勉強するなども悪いことではありませんが、結局は自分で考え、自分のやり方を見つけていかなくては、やがて行き詰ってしまうでしょう。

そのような観点から、マニュアルやセオリーに従うことが得意な人より、人と同じやり方を嫌い、自分のやり方で物事を追及できる人のほうが向いているといえます。
また、雑貨店の売上げは一定ではなく、よいときもあれば落ち込むことも、月ごとの売上げに一喜一憂せず、大きな視点で楽観的に捉えることも大切です。